消防・救急における出場指令の送受や火災・救急出場時など、各種活動の連絡に用いる消防・救急デジタル無線通信システムの設計業務です。
消防救急無線
消防本部と消防隊・救急隊間を結ぶ消防救急無線は、災害に強い自営の無線通信システムであり、全国の消防本部等で必要不可欠なものです。この消防救急無線は、現在アナログ方式で運用されていますが、アナログ方式による150MHz帯周波数の使用期限である平成28年5月31日までに260MHz帯においてデジタル方式に移行(デジタル化)することとされています。
弊社ではデジタル化の移行に伴うシステム検討・設計はもちろんのこと、高機能指令システムとの連携なども考慮したご提案を行い、多岐に渡る計画・設計~施工・現調まで、トータルな技術を提供しする無線システムの設計をいたします。
さらに、現用アナログ無線からデジタルへの移行のときに、無停止でのシステム移行などスムーズな移行を実現する計画とその実行についてもご支援いたします。
消防本部の中枢の役割を果たす重要なシステムで、火災・救助・救急等をはじめとする各種消防業務における通信連絡体制を迅速に処理して、消防活動の効果的運用を図るものです。
119番通報の受け付け、災害場所の特定、消防車の出動指令等の一連の手作業を、発信地表示・出動指令・出動車両の位置表示等と連携することにより自動化。迅速な消防活動を実現するシステムの構築を実施いたします。
また、119番通報の一元化、消防・救急車両の動態管理、通報場所の自動表示の特長を持った設計から、複数の市町村を管轄する広域消防にも対応できるシステムの設計提案も行います。
消防救急事業における弊社の特長
多くの実績をもとにした設計・仕様策定・施工監理・試験・業者間の調整・完成図書・納品検査までの一貫した業務を、ベンダーフリーで実施いたします。
複数の市町村からなる広域消防・救急に対応できるシステムのほか、システムの共同化による運用効率化を実現できる設計を行います。弊社ではシステム広域はもちろん、専用線・無線などの基盤インフラの構築も得意としていますので、地域の事情に合わせたトータル設計を実現いたします。
業務内容
- 現行アナログシステムの確認、課題整理
- デジタル無線システムの要件検討
- 回線設計、中継回線の検討
- システム構成の検討
- 仕様策定、事業費設計
- 工程、スケジュール作成
- 最適なベンダーや機器選定
- 総務省、総合通信局への確認、協議など
- 電波伝搬調査、周波数割り当て検討・調整
- 各種打ち合わせ(市町村、消防・救急ほか)
- 基地局、移動局設計
- 仕様書、設計書、工事図面作成
- 共架申請支援
- 総務省、総合通信局への確認、協議など
- 設計監理定例会実施、まとめ
- 各種検査対応(中間、竣工等)
- 工程管理
- 出来高確認
- 書類検査
- 契約変更対応
情報通信の設計・施工管理はおまかせください
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